【緊急対応】問い合わせフォームが動かない時の即時対処法

【緊急対応】問い合わせフォームが動かない時の即時対処法
突然「問い合わせフォームが動かない!」そんな緊急時でも慌てないための対応手順を、WEB担当者向けにわかりやすく解説します。原因別の確認ポイントや、復旧までに取るべきアクション、通知文テンプレートも紹介します。

問い合わせフォームが使えない時、最初に確認すべきこと

突然フォームからの送信ができない、通知メールが届かないといったトラブルは、特に問い合わせが多い時期に発生すると業務に大きな影響を及ぼします。フォーム不具合が発覚した際、まず最初に冷静に以下の3点を即時確認しましょう。早期発見と正確な原因把握が復旧までの時間短縮につながります。

また、社内で最近実施したサーバー設定の変更や、導入したセキュリティソフト、Webサイトの更新履歴などもあわせて確認すると、原因をより早く突き止めるヒントになります。

原因別|フォーム不具合のチェックリスト

フォームが使えない原因は複数あります。下記のチェックリストを使って、該当の要因を絞り込み、対応を進めていきましょう。

1.サーバーやCMSの問題

2.メール設定の不備

3.JavaScriptやHTML構文のミス

復旧までに必ず実施すべき応急措置

完全復旧に時間がかかる場合は、代替手段を用意してユーザーとの信頼関係を維持することが重要です。以下の措置は早急に行いましょう。

また、問い合わせが多い時間帯には専用のチャットボットを一時的に設置することも、応対漏れの防止に有効です。ZendeskやTawk.toなどのクラウド型チャットツールは、無料プランでも一時代用には十分機能します。

お詫び・通知メッセージのテンプレート

フォーム障害発生時は「何が起きているのか」「いつ復旧予定か」「他の連絡手段は何か」を丁寧に伝えることが、信頼維持の鍵です。以下はお詫び例文です。

【例文】
現在、当社問い合わせフォームに一部不具合が発生しております。
ご不便をおかけしておりますこと、深くお詫び申し上げます。
大変恐れ入りますが、復旧までの間は下記メールアドレスまでご連絡いただけますと幸いです。
[ info@example.com ]
何卒ご理解のほどよろしくお願い申し上げます。

このような表現をWEBサイトやSNS、メルマガ等に掲載し、顧客対応を強化しましょう。

再発防止のためのチェックポイント

障害が解消した後は、再発を防ぐ仕組みづくりが不可欠です。以下のような定期保守体制の整備を検討しましょう。

さらに、GoogleフォームやTypeformなど外部ツールの一時代用案を用意しておくと、緊急時に安心です。最悪の事態でも、ユーザーからの声を拾い上げる手段は確保しておきましょう。

まとめ:トラブル発生時の冷静な初動が鍵

問い合わせフォームの不具合は、ビジネス機会の損失にもつながる重大なトラブルです。しかし、冷静な初動対応と明確なユーザー通知、復旧後の再発防止策を講じることで、被害を最小限に抑えることができます。

最も重要なのは「備えておくこと」。社内でトラブル時の対応フローをマニュアル化し、技術・広報の担当者間で連携を取っておくことが、スムーズな対応の鍵となります。今一度、現状のフォーム設計・保守体制を見直してみましょう。

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