ドローン撮影|静止画と動画の使い分け方と判断基準

静止画と動画、それぞれの特徴と違い
ドローン撮影には大きく分けて「静止画」と「動画」があります。それぞれに適したシーンや効果がありますので、まずはその違いを把握しましょう。
静止画の特徴
- 構図を重視した「一瞬の美しさ」を切り取れる
- Webサイトやチラシ、パンフレットなど静的な媒体に最適
- 画像補正や合成にも向いている
- 高解像度で細部まで鮮明に表現可能
- 商業印刷・紙媒体での利用に強い
動画の特徴
- 動きのあるストーリーや臨場感を伝えられる
- SNSやYouTubeなどデジタルプロモーションに最適
- BGMやナレーションとの組み合わせで訴求力が高い
- 360度の視点移動やスピード感が演出可能
- 短尺〜長尺まで編集次第で幅広い展開が可能
用途別|静止画と動画の使い分け判断基準
撮影の目的に応じて、静止画と動画のどちらが適しているかを判断するのがポイントです。以下に代表的なシーン別の判断基準を紹介します。
1. 施設紹介・建物全体のイメージ
おすすめ:静止画+動画
建物の全景は静止画でインパクトを、動きや導線は動画で伝えるのが効果的です。特に夜景や時間帯による見え方の違いも動画で表現可能です。
2. 商品・サービスPR
おすすめ:動画
商品の使用シーンやサービスの流れを見せるには動画がベスト。編集次第でSNS用にも最適化可能です。テロップやBGMの工夫で記憶に残る映像が実現します。
3. イベント・式典の記録
おすすめ:動画+一部静止画
動きがあるイベントは動画が最適ですが、記念撮影やパンフ用に静止画も併用します。ダイジェスト映像の編集にも使いやすいのが魅力です。
4. Web・紙面広告用素材
おすすめ:静止画
レイアウトやデザインには高解像度の静止画が必要です。カット数も多く撮っておくのが安心です。トリミングや加工にも対応しやすく、修正も柔軟にできます。
依頼時に押さえておきたいポイント
撮影依頼の際に「静止画と動画どちらが必要か迷っている」と伝えるのは全く問題ありません。プロは目的や媒体を聞きながら適切なプランを提案してくれます。
- 使用目的(Web・SNS・広告など)を明確に伝える
- 納品形式や使用サイズも事前に確認
- 動画は編集有無・BGM・テロップの有無も要確認
- 静止画はRAWデータの有無や補正方針も相談可
- ドローンの飛行許可・申請手続きも依頼先に確認を
【事例紹介】静止画と動画を効果的に使い分けたケース
横浜の某企業の事例では、施設紹介用にドローンで「静止画全景+動画ルームツアー」を実施。Webでは動画を活用し、パンフレットには静止画を使用。効果的なメディアミックスができました。
また、SNSキャンペーンでは動画の切り抜きや、静止画の連投カルーセルを活用し、リーチと保存数の両方を伸ばした事例もあります。1回の撮影で多用途に使えるのが、ドローンの強みでもあります。
まとめ:迷ったら「両方撮る」選択もあり
予算に余裕があれば、両方を撮影して後から使用場面ごとに使い分けるという方法もあります。エリアドライブでは、相談ベースで柔軟に提案可能。まずはお気軽にご相談ください。
特に横浜・神奈川エリアでは地域イベントや施設紹介の需要が高まっており、早期の予約・企画検討がおすすめです。