非接触・自動化!2次元バーコード活用のイベント受付システムとは?構造と仕組みを徹底解説

イベント受付をもっとスムーズに、安全に——エリアドライブが開発した2次元バーコード受付システムは、来場者の事前登録とリアルタイム連動により、非接触かつ効率的な入退場管理を実現します。横浜開港祭などでの実績をもとに、システムの構造・導入メリットを詳しく解説します。
システムの基本構造とフロー
このシステムは以下の4ステップで来場者を管理します。

- 来場者が事前登録フォームにアクセスし、必要情報を入力
- 自動的に個別の2次元バーコードを生成し、メール送信(即時対応)
- イベント会場で2次元バーコードを受付端末にかざすだけで入退場処理完了
- 管理画面で入場数・退場数・履歴データを即時確認
さらに、当日登録者にも対応可能な点がポイント。来場者がその場でフォーム入力すれば、即座に2次元バーコードを発行し、受付フローに乗せることができます。

主催者にとっての6大メリット
- 1. 受付スタッフの人員削減
自動処理により、受付に必要な人手は最小限に。混雑のピーク時でも対応がスムーズ。 - 2. 混雑緩和と動線最適化
2次元バーコードを「かざすだけ」なので、1人あたりの処理時間は数秒。来場者もストレスフリー。 - 3. データの即時集計・分析
来場数や滞在時間、ピーク時間帯などのデータがリアルタイムで蓄積。事後レポートにも活用可能。 - 4. 当日登録への柔軟対応
事前登録者だけでなく、飛び込み来場者にもその場で2次元バーコードを発行し即受付可能。 - 5. 衛生的な非接触受付
物理接触なしの入退場処理により、感染症対策としても高評価。 - 6. 紙の台帳管理が不要
紛失リスクや誤記録のある紙名簿を完全にデジタル化。
実証実績:3,000人以上の入退場をスムーズに処理
2021年6月の横浜開港祭では、本システムを活用し、3,000人以上の来場者をノートラブルで入退場処理。
その信頼性と運用安定性は実証済みです。
こちらは、実際の2021年横浜開港祭の入場ゲートで使用されているときの様子です。




どんなイベントに適しているか?
以下のようなイベントに最適です。
- 自治体主催の地域フェス、講演会、説明会
- 大規模見本市・展示会・見学会
- スポーツ大会、表彰式、式典
- 出欠管理・滞在管理が求められる来場型イベント全般
導入後の改善例:従来との比較
項目 | 従来(紙・目視) | QR受付システム導入後 |
---|---|---|
受付対応 | 2名以上の常駐が必要 | 1名で対応可能 |
受付所要時間 | 1人あたり30〜60秒 | 1人あたり3〜5秒 |
来場者の満足度 | 行列で不満増 | スムーズで高評価 |
来場データの活用 | 手動で集計・入力 | 自動記録・CSV出力 |
まとめ:主催者・来場者・運営すべてにやさしい受付体験を
本システムは単なるIT化ではなく、「受付をスムーズに、安全に、データ活用可能にする」ための仕組みです。
自治体や地域団体、企業のイベント運営を効率化し、主催者・参加者双方にとってのメリットを最大化します。