2025年、自社メディア「マーケティングLab.」を本格稼働させ、約1年半で検索表示回数56.9万回・週間ユーザー約1,000人を達成しました。その裏側にあった試行錯誤と戦略を、リーダーに聞きました。
Q1. マーケティングLab.を始めたきっかけは何でしたか?
これまでホームページからの問い合わせがなくても「営業」で売上を作ってきました。結果、自社のホームページはただの名刺代わりで、まったく集客として機能していませんでした。
振り返ってみると、まともな問い合わせは年に1回あるかどうか。
新たな売上確保のために、自社HPを活用しなければならないと思ったのがきっかけです。
Q2. 「HPを活用しよう」と決めてから、最初に何をしましたか?
もともと業界が業界なので、SEOの基礎知識はありました。AIOという概念が出始めていたのはその時知りましたが。(AIO施策もしていますよ。)
最初のアクションは、AIを使ってどんなコンテンツを作ったらいいかの壁打ちからですね。
週に数回記事をアップするために必要な、質の良いネタの確保。これをどう継続するかが最初からわかっていた課題でした。
そして、自分で記事を作って投稿するのではなく、社員で実行していく仕組みも考えました。これが最初のアクションです。
Q3. 「AIとの壁打ち」は具体的にどう進めましたか?
試行錯誤はしました。
Googleトレンドだったり、Google広告の検索ワードを調べるツールを使って掛け合わせたりもやってみましたが、いまいちピンときませんでした。
最初はAIに「記事のタイトル100個考えて」なんて無茶振りもしていましたよ。
その過程で、これは間違いだと気づきました。いろんな人のいろんな状況を想定して、それに対するアンサーを提供しないと、そもそも検索で引っかかってこない。
この発想から今の設計シートの完成に至りました。まだまだ改善の余地は感じています。
Q4. 設計シートが完成してから、実際の記事制作はどう回していますか?
設計シートの指示を、ChatGPTにそのままぶん投げます。
でも、仕掛けがあって、SEO記事を作成するのに特化したMyGPT(カスタムGPT)を作っています。
これで知識のないパート社員でも、WordPressに投稿するためのコーディングされた記事や、SNSにアップするための記事、画像も一気に作ってくれるようになりました。
私の承認なしで、今ではHP、Instagram、X、noteに同時展開できています。
Q5. その仕組みを作るまでに、失敗や試行錯誤はありましたか?
MyGPTの出力品質は日々改良していますね。
失敗といえば、AIのハルシネーションで勝手なサービスを作られたり、勝手な金額が出てきたり。お客様に見られる記事で誤情報が出るのは致命的ですから。
この辺をなくすのには、プロンプトの工夫が必要でした。
私の承認なしで、今ではHP、Instagram、X、noteに同時展開できています。
Q6. 数字の変化について教えてください。「効いてる」と感じた瞬間は?
記事作りを回し始めたのが2025年4月。PVの伸びは6月くらいから現れてきました。
この2か月間は「効果あるのか?」としんどかったですね。毎日GA見てました。
8月くらいからぽつぽつと問い合わせが入ってくるようになりました。営業メールじゃなくて、ちゃんとした問い合わせです。
社内の人にあまりこの施策を話していなかったので、みんな「なんで?」という顔をしていたのは、してやったりでしたね。
今ではある病院のHP保守や、WordPressのカスタマイズ開発、サーバー乗り換えなど、さまざまな質の良い案件が成約されました。
Q7. この施策にかけたコストを教えてください。
外部のSEOコンサルや制作会社には頼んでいません。これが自社のサービスなので、外部に頼むわけにはいきません。すべて自分でやりました。
ChatGPTは他業務もあるので一番高いProプランを使っていますが、この施策だけに限ると画像生成とMyGPTが使える最低プランで十分です。
社員の工数は、今では週2回の記事アップを1回あたり約30分で完了しています。
広告費はいっさいかかっていません。ChatGPT利用料のみです。
Q8. AIO施策について、具体的に何をしていますか?
結局WordPressに投稿なので、それは最初に動的に生成されるように仕込みましたね。
見出しの書き方、その順番、JSON-LDなど、できることは洗い出してすべてやっているはずです。
Q9. 今振り返って、「これが一番効いた」と思うことは何ですか?
設計シートは重要ですね。これがないと何も始まらないし、私の思いが一番のる場所です。
次に「AIによる概要」に出てくることが今の時代マストだと思っています。自社が出てきたときはうれしかったし、実際それを見て問い合わせ、成約になったお客さんもいるので、AIOはとても大切ですね。
そして社員への仕組み化も大事です。一時期、社員がまったく記事をアップしていない1か月間がありました。その間は如実に「なんか問い合わせ最近ないな?」という感じはあったし、データとしても立証されています。
きちんと仕組み化して社員を動かすことはとても大事だと思います。
Q10. この施策を通じて、会社自体に変化はありましたか?
我先に問い合わせメールに食いついて、返信を競うようになりましたね。
自社のHPが営業マンになれる可能性を信じてみませんか?
Q11. 同じ悩みを持つ中小企業の経営者に伝えたいことはありますか?
ここまでの話で、設計したり、WordPressを構築したり、と出てきましたが、これは私自身がこういうものを作れたからAIの費用だけでできました。多くの会社ではそうはいきません。
そこの費用はかかってきますが、リーズナブルな費用で実施していけるようご提案していきます。
結構、自社のHPを放置している会社は多いです。今一度、自社のHPが営業マンになれる可能性を信じてみませんか?
代行でもいいですし、SEO対策ができる社員さんを育てるコンサル形式でも構いません。ご連絡お待ちしています。
御社のHPを「営業マン」にしませんか?
代行でも、仕組み構築でも、コンサル形式でも。
御社に合ったやり方をご提案します。