ホームページからの集客を
ゼロから作った話
年に1回あるかないかの問い合わせ。名刺代わりだった自社HP。
AI×コンテンツ設計で、
表示回数56.9万回・週間ユーザー1,000人に成長させた記録です。
設計シートも全公開します。
ホームページ制作会社なのに、
自社HPからの集客に課題があった
エリアドライブは横浜の制作会社です。ホームページ制作、広告運用、システム開発――
お客様の集客を支援するのが仕事です。
しかし皮肉なことに、自社のHPは完全に「名刺代わり」でした。
お客様に「HPで集客しましょう」と提案している会社が、自分のHPでの集客に課題をもっていたのです。
この状況を変えると決めたとき、最初に考えたのは「自分が記事を書くこと」ではありませんでした。
リーダーが手を動かし続ける仕組みは、必ず止まる。
だから最初から「社員が回せる体制」を前提に設計を始めました。
最初の失敗:
AIに「タイトル100個考えて」
AIを使えばすぐに記事が量産できる。そう思っていました。
Googleトレンドや広告の検索ワードツールも試しましたが、いまいちピンときません。
最初にやったのは「記事のタイトルを100個考えて」という無茶振りでした。
量産したが、誰にも読まれなかった
AIが提案するタイトルで記事を量産。「〜の徹底解説」「〜完全ガイド」が並ぶ。28本を公開。
なぜ失敗したのか
- AIは「一般的に正しい記事」を書く。でも誰も検索しないキーワードで書かれていた
- 「誰が、何に困って読むのか」を設計せずに書いていた
- 読者が自己解決して終わる「ハウツー記事」ばかりで、問い合わせにつながらない
気づき
いろんな人の、いろんな状況を想定して、それに対するアンサーを提供しないと、そもそも検索で引っかかってこない。
AIに「書かせる」前に、「誰に・何を・なぜ書くのか」を設計する必要があった。この気づきが、すべてを変えました。
AIの使い方を変えた:
「書かせる」から「設計する」へ
失敗から学んだことは明確でした。
AIに「記事を書かせる」のは間違い。AIと「記事の設計を作る」のが正解。
AIと何度も壁打ちを繰り返しながら、「誰が・何に困って・どう検索するか」を1本ずつ定義していきました。
完成したのが、9カテゴリ×5つの切り口で構成された全169本のコンテンツ設計シートです。
5つの切り口:すべての記事を「検索する人の状況」から設計する
記事のテーマではなく、「その記事を検索する人がどんな状況にいるか」で分類しています。
- 失敗後 ── トラブルに遭った人向け
- 意思決定・判断 ── 選び方を迷っている人向け
- 外注・内製 ── 頼むか自分でやるか迷う人向け
- 掛け算(横断) ── 複数領域の組み合わせ
- 組織・人 ── 社内体制に悩む人向け
設計シートの中身を公開します
1本ごとに「カテゴリ」「切り口」「タイトル」「想定人物像」「困りごと」「トラブル例」「検索キーワード」を定義。9つのカテゴリ(HP制作、保守、広告、AI、撮影など)×5つの切り口で、全169本の記事を網羅しています。
全169本。1本ずつ、"誰が・何に困って・どう検索するか"を定義しています。
クリックで拡大表示
この設計シートがあるから、「次に何を書くか」で迷うことがありません。
そして後述する仕組みにより、記事を書く人にSEOの知識がなくても、設計の意図どおりの記事が生成されるようになっています。
問い合わせにつながる記事には「型」がある
「困っている人」向け記事
「WordPressが急に真っ白になった」など、トラブル発生時に検索される記事。緊急性が高く、問い合わせに直結します。
「費用・相場」記事
「HP保守 月額 相場」など、発注を検討している人が読む記事。比較検討段階のユーザーを獲得できます。
「選び方」記事
「制作会社 選び方 チェックリスト」など、業者選定中のユーザー向け。選定基準の中に自社の強みを自然に配置します。
リーダーが書かなくても
止まらない仕組み
設計シートを作っても、リーダーが毎回記事を書いていたら続きません。
最初から「自分がやらなくても回る体制」を前提に設計しました。
一般的なSEO記事制作と、この仕組みの違い
一般的な制作フロー
- キーワード調査
- 構成案作成
- 執筆
- 校正
- 画像制作
- WordPress入稿
- SNS投稿文作成
- 各SNSに手動投稿
エリアドライブの仕組み
- 設計シートの指示をコピー
- 専用MyGPTに貼り付け
- WordPressに投稿
今ではHP、Instagram、X、noteに同時展開できています。
設計シートとMyGPTに私の判断基準がすべて入っているから、一本ずつチェックする必要がないんです。
記事公開までのフロー
この全工程を、SEO未経験のパート社員が約30分で完了しています。
4か月で問い合わせが来始め、
実案件が成約した
数字だけを見ると順調に見えます。
でも最初の2か月間は、毎日Google Analyticsを開いても何の変化もない日々でした。
数字の変化
広告費ゼロ。かかった費用はChatGPT月額のみ。
コンテンツの設計と記事の積み上げだけで、この数字を達成しました。
成長のタイムライン
営業メールではなく、ちゃんとした問い合わせ。
社内にあまりこの施策を話していなかったので、みんな「なんで急に?」という顔をしていました。
複数の案件が成約。
社員が問い合わせメールに我先にと食いつくようになりました。
Google Analytics
ユーザー獲得チャネルの推移
青線(Organic Search)が2025年秋から急角度で伸びています。
Google Search Console
表示回数とクリック数の推移
紫線(表示回数)が直近で日6,000回に到達。
実際に成約した案件
病院のHP保守
HPからの問い合わせで成約WordPressカスタマイズ開発
HPからの問い合わせで成約サーバー乗り換え対応
HPからの問い合わせで成約AI検索にも対応する ──
AIO(AI Overview Optimization)
今、検索結果の上に「AIによる概要」が表示されるようになっています。
ユーザーがサイトをクリックする前に、AIが答えを要約してしまう時代です。
この「AIによる概要」に自社の情報が引用されるかどうか。
これがSEOの次の戦場です。
エリアドライブでは、WordPressのテンプレートレベルで構造化データ(JSON-LD)や見出し構造を最適化し、
記事を書く社員が意識しなくてもAIO対策が効くように設計しています。
実績あり AIO経由で成約した案件もあります。
止めたら効果が消えた ── 継続の力
設計シート、MyGPT、AIO対策、記事の頻度――振り返っていろいろやりましたが、
一番大事だったのは「止めないこと」です。
これは精神論ではなく、データで証明されています。
一時期、1か月間まったく記事をアップできない期間がありました。
その間、問い合わせは如実に減少。ゼロに近い状態に戻りました。
再開したら、また問い合わせが戻ってきた。
記事の継続投稿と問い合わせ数に明確な相関があることが、自社のデータで立証されました。
検索順位は急には落ちないが、新規記事がないとGoogleの評価が停滞し、競合に抜かれ始める。
だからこそ「リーダーが書く」ではなく「仕組みで回す」が重要。止まらない体制こそが最大の資産です。
正直な話 ── コストについて
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| SEOコンサル・制作会社への外注 | ゼロ |
| 広告費 | ゼロ |
| ChatGPT利用料 | 月額数千円 |
| 記事制作の工数 | 月4時間(パート社員) |
なぜこの費用で済んだのか。
それは、コンテンツ設計もWordPress構築もMyGPT開発もAIO対策も、すべて自身が作れたからです。
制作会社だから自分でできた――ここは正直に認めます。
多くの中小企業では、これをすべて自社で完結するのは難しいのが現実です。
設計・構築・開発を外部に依頼する場合はその費用がかかります。
ただし、仕組みが一度できてしまえば、運用コストは月4時間+ChatGPT利用料だけです。
初期の構築費用は発生しますが、毎月のSEOコンサルに何十万も払い続けるのとは構造が違います。
御社の場合、何から始めればいいか
「すごいのはわかった。でもうちの場合は?」
その疑問に答えるために、3つの関わり方を用意しています。
まるごと代行
「社内にリソースがない」「全部任せたい」企業向け
コンテンツ設計シートの作成、専用MyGPTの構築、記事の制作、WordPress投稿、SNS展開まで、エリアドライブが代行します。
ただし、私たちは御社の業界の専門家ではありません。記事の正確性や業界特有のニュアンスは、御社にしか判断できない部分があります。そのため、記事の確認・承認は御社にお願いしています。「内容に間違いがないか」「うちの会社として出して問題ないか」のチェックです。
また、記事の質を上げるために御社が持っている情報の提供もお願いします。過去の事例、お客様の声、よく聞かれる質問、社内にある資料など――こうした「生のネタ」があるほど、検索にも読者にも刺さる記事が作れます。
「HPから集客したいが、社内にSEOがわかる人がいない」「本業が忙しくて手が回らない」という企業に選ばれています。
仕組みの構築だけ依頼
「仕組みさえあれば、あとは社内で回せる」企業向け
設計シート・専用MyGPT・WordPress環境を構築して納品します。運用は御社の社員が回す形です。
このページで紹介した「30分で1記事」の仕組みそのものを、御社の業種に合わせて構築します。設計シートには「誰が・何に困って・どう検索するか」が全記事分定義されているので、記事を書く社員にSEOの知識は不要です。MyGPTにシートの指示を貼り付ければ、記事・画像・SNS投稿文が一括生成されます。
納品後もSlackでの質問対応があるので、「やり方がわからなくなった」という心配はありません。多くの企業がこのプランで自走しています。
コンサル形式で社員を育成
「SEOができる社員を育てたい」「自走できる体制を作りたい」企業向け
設計の考え方、AIの使い方、記事の書き方をお伝えしながら、御社のチームが自走できる体制を一緒に作ります。
「外部に依存したくない」「社内にノウハウを蓄積したい」という企業に向いています。月1〜2回のミーティングで進捗を確認しながら、設計シートの作り方・キーワードの選び方・記事構成の考え方を段階的にお伝えします。
最終ゴールは「エリアドライブなしで回せる状態」です。社内にSEOの基礎体力がつくので、担当者が変わっても仕組みが残ります。
成果についての正直な話
このページでお見せした数字はエリアドライブ自身の実績です。
同じ仕組みを導入しても、同じ結果になるとは限りません。
業種・競合の状況・既存サイトの評価・記事の継続頻度によって、成果が出る時期も規模も変わります。
SEOは「やれば必ず上がる」ものではありません。
ただし、正しい設計で継続すれば、時間をかけて資産になっていく施策です。
「すぐに結果が欲しい」場合は、SEOではなく広告をおすすめします。そこも含めて、正直にお話しします。
どのプランが合うかは、御社の状況によって変わります。まずは現状をお聞かせください。
リーダーインタビュー全文を読む
年1回の問い合わせを、
毎月届くものに
変えませんか?
私たちは「名刺代わりのHP」を「毎月問い合わせが届くHP」に変えました。
設計シートの作り方も、仕組みの作り方も、すべてお見せしました。
あとは御社のHPで同じことをやるだけです。